

「be going to 原形」は、次の6つの訳し方が大切です。「will」が純粋に未来に焦点を当てるのに対し、「is[am][are] going to 原形」は「現在」の影響を受けた「未来」を表現することが多いのです。
◆ 1 |
訳: 〜するつもりだ |
★ I am going to be a doctor.
(私は医者になるつもりだ。)
(今すでにそういう気持ちだ)
★ Are you going to resign ?
(あなたは仕事をやめるつもりですか。)
(今すでにそういう気持ちになってますか?)
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● 前からそう思っていたときに使います。その場でとっさに生じた意図には使えません。
(×)The telephone is ringing. I'm going to get it.
(〇)The telephone is ringing. I'll get it.
(電話が鳴っている。私が電話をとろう。)
A: I can't open this can.
B: (×)I'm going to do it for you.
B: (〇)I'll do it for you.
A「この缶を開けることができないよ。」
B「私が代わりに開けてあげよう。」 |
◆ 2 |
訳: 〜しようとしている |
★ I am going to visit Mary.
(メアリーを訪ねようとしているところです。)
(今そうしようとしているところ)
★ When the telephone rang, I was just going to open it.
(電話が鳴ったとき、私はちょうどそれを開けようとしているところだった。)
(まだ開けてはいなかったが開けようとしていた)
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● まだ「visit」してはいないが現在その過程にある、まだ「open」していなかったがそうしようとすでに考えてはいた、というような時に使う用法です。現在(その時)の状況を示唆しているのが特徴です。 |
◆ 3 |
訳: 〜する予定だ |
★ She is going to have a baby in July.
(彼女は7月に赤ちゃんが産まれます。)
(今彼女の胎児が発育中)
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● 現在、すでにそうなる兆候・論拠があるときに使います。
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◆ 4 |
訳: 〜しそうである |
★ Look ! It's going to rain.
(見て。雨が降りそうだ。)
(現在雨雲が見える)
★ Be careful ! The rock is going to fall.
(気をつけて。岩が落ちそうだよ。)
(現在岩が傾いていて危ない状態だ)
★ The party is going to be a big success.
(パーティは大成功しそうだね。)
(前評判がよいなど現在成功しそうな兆候がある)
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● 無条件にそうなるであろう兆候が見られるときに使う用法です。「もし強風が吹いたら」などの条件がつくときには使えません。
(×)If you sit on the rock, it is going to fall.
(〇)If you sit on the rock, it will fall.
(その岩に座ると岩が落ちるだろう。) |
◆ 5 What am I going to 〜? |
訳: (私は)どのように〜すればよいのだろうか |
●困った状況になったときの表現です。
★ What am I going to do?
(どうしたらいいの?)
★ What am I going to say?
(どのように言えばいいかなあ?)
※What am I going to〜?が他の用法である可能性もあります。
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◆ 6 |
訳: 〜するだろう |
★ She is going to know my name someday.
(彼女はいつか私の名前を知ることだろう。)
(単純未来)
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● この用法で使われる動詞は、ふつう、状態動詞です。
● 状態動詞とは、「be」「want」「like」などの、通常、現在進行形の文で使えない動詞のことです。
● 状態動詞であっても、この用法は使用頻度が低く、単純未来は「will」を使って表すのが普通です。この用法は積極的に使わないのが賢明です。
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★「(入学前に)入学後何をするつもりでいるのか」と訳すとぴったりなので、「going」を正解にします。
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