京都産業大・改

      






will have p.p.」(経験用法)

will have p.p.」のことを「未来完了」と呼びます。未来完了には、「完了」「継続」「経験」の用法があります。ここでは、「経験」用法が使われています。「four times (4回)」があるので「経験用法」だとわかります。)

 未来における経験

「(未来の時点で)〜回〜することになる」
例文
 I'll have been to Kyoto ten times if I go there again.
   もう一回京都へ行ったら私は京都へ10回行くことになる。

 ※ 「have been to 〜」(経験用法)=「〜へ行ったことがある」
             

 ※ 「have been to 〜」(完了用法)
    =「〜へ行ってきたところだ」
例)
 
I have been to the post office.
 
(私は郵便局へ行って来たところだ。)

主語が「 I 」または「We」のときのみ、「shall have p.p.」としても同じ意味になります。
 

 ・ I'll have been to Kyoto ten times if I go there again.
      =I shall have been to Kyoto ten times if I go there again.




時間の線分を使って説明してみましょう。

I will have been to Kyoto ten times if I go there again.



生まれた時」から「未来に京都を再訪する時間」までの「経験回数」を述べています。10回という経験回数は、現時点では達成されておらず、未来に達成されうるという意味であり、場合によっては10回京都に行くことはないかもしれません。



「もう一度〜すれば」というif節を見たら、この用法の可能性を検討しよう〜



選択肢1→現在完了では「未来に達成される経験」を表現できません。不可。

選択肢2→すでに3回会っており、その3回は過去のことなのであるから、will seeは不可。

選択肢3→「未来完了進行形」を用いている選択肢ですが、「未来完了進行形」には「継続用法」しかありません。不可。

選択肢4→主語が「 I 」「We」のときは、「will」を「shall」としても同じ意味になります。未来完了・経験用法であり、正解となります。






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