千葉商大

      






will have p.p.」(継続用法)

will have p.p.」のことを「未来完了」と呼びます。未来完了には、「完了」「継続」「経験」の用法があります。ここでは、「継続」用法が使われています。「for 〜 (〜のあいだ)」があるので「継続用法」だとわかります。)

 未来までの継続

「(未来の時点で)ずっと〜していることになる」
例文
 Tom will have lived here for twenty years next July.
   今度の7月でトムは20年間ずっとここで暮らしていることになる。


主語が「 I 」または「We」のときのみ、「shall have p.p.」としても同じ意味になります。
 

 ・ I will have lived here for three years next July.
      = I shall have lived here for three years next July.




時間の線分を使って説明してみましょう。

I will have known him for ten years next month.



赤色の時間
が「彼を知っている時間」です。は来月。このように「過去から未来まで」の継続なら「未来完了」を用います。未来に「10年間」が成立するということです。



● 断続的な継続でも使うことができます。

● 
by next monthでもnext monthでも、どちらも文法的に正しいです。byを付けると、next monthより少し前にすでに「〜年間ずっと」が達成されている可能性があります。
 
● 
未来完了の継続は、現在完了や過去完了の継続用法とは異なり、進行形にできる動詞の継続でも進行形にするのを避ける傾向にあります。ですから、進行形にできる動詞の継続であっても、「未来完了進行形」を使わないで「未来完了」で表してかまいません。

例) 私たちは次の3月で5年間英語を勉強し続けていることになる。
(◎) We will have studied English for five years next March.
(〇) We will have been studying English for five years next March.
ただし、入試ではわざと「未来完了進行形」のほうを尋ねてくることもあり、要注意です。


● ふつう進行形にしない動詞の継続は、「未来完了進行形」を使ってはいけません。
  
(×)I will have been knowing him for three years (by) next month.



「have been knowing」は間違いだよ〜



「過去から未来までの継続」なので選択肢1と選択肢2は不可。さらに、「know」は進行形にしない動詞なので選択肢3を正解にします。






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