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不定詞の副詞用法【目的】

不定詞は大きく分けると「名詞用法」「形容詞用法」「副詞用法」の3つに分類されます。また、副詞用法にもさまざまな用法が存在します。ここでは、「副詞用法」の中のひとつである【目的用法】の概略をおさえておくことにしましょう。




 動詞を修飾している不定詞で「〜するために」「〜できるよう(に)」「〜するよう(に)」などと訳すことができる不定詞が、副詞用法【目的】です。
例文

  ・ For the cat to come in, the door was opened.
   (
猫が入って来れるようにとそのドアは開けられていた。)
    《太字は動詞部の「was opened」を修飾》
   《「for 〜」は不定詞の意味上の主語で「〜が」》
      =The door was opened for the cat to come in.


  ・You go to school to study.
   (
勉強するために学校へ通う。)

目的の意味をはっきりさせるために、「to 原形」の部分を「in order to 原形」「so as to 原形」に置き換えることができます。「in order to 原形」「so as to 原形」も、【目的】の意味を持ち、訳も目的用法の不定詞と同じものになります。
例)
 
You go to school to study.
You go to school in order to study.
You go to school so as to study.




否定の【目的】

目的用法の否定形「not to 原形」(〜しないために)は、「〜しないように」などと訳されます。

例)
 
 Be careful not to catch cold.
     (風邪をひかないように気をつけなさい)


 「in order not to 原形」
 「so as not to 原形」

「〜しないように」
例文
She closed the door quietly in order not to wake her husband.
   =She closed the door quietly so as not to wake her husband.
   (彼女は夫を起こさないようにドアを静かに閉めた。
● 「in order not to 以下」「so as not to 以下」が文の中心の動詞を修飾しています。



「〜するために」「〜できるように」「〜しないように」などが副詞用法【目的】だよ〜



選択肢1→「to not 原形」は実用英語では使う人もいますが、一般的な言い方ではないので、試験では×になります。

選択肢3→「in order not to frighten」なら正しい。

選択肢4→「for not to 原形」はありえないので不可。






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