

※発音問題でもよく狙われる単語です。「allow」の発音は下記のとおりです。
≒アラウ
◆ allow + 目的語 + to +原形 |
訳
★「目的語が〜することを許す」 |
例文
★ She didn't allow her son to go there.
彼女は息子がそこへ行くことを許さなかった。
★ She allowed me to read her diary.
彼女は自分の日記を私に見せてくれた。 |
● 受身にも慣れておきましょう。
・You are allowed to go.
(行ってもいいよ。)
直訳「主語はto以下することを許され(てい)る」
・I was allowed to read her diary.
私は彼女の日記を読むことを許された。 |
使役動詞「let」の下記の使い方も重要です。
◆ let + 目的語 + 原形 |
訳
★「目的語に〜させる」 |
例文
★ She let her baby drink milk.
彼女は赤ちゃんにミルクを飲ませた。
※ let - let - let
★ Let me know the reason.
その理由を教えてくれ。 |
● 「make」と異なり強制の意味合いはありません。「let」はそう望んでいる人の願いをかなえてあげるという意味で用います。ですから「〜させてあげる」「〜させてやる」と訳すとうまくいく場合も多いのです。
例1)・彼は彼女に車を洗わせた。
(×)He let her wash his car.
(○)He made her wash his car.
↑
ただし、彼女が洗車したがってるのなら
別ですけどね。(^^)
例2)・ジェーンはその少年に自分の本を見せてあげた。
(○)Jane let the boy read her books.
(×)Jane made the boy read her books.
● 「let」は「allow」との書き換えができます。
・She let me read her diary.
=She allowed me to read her diary.
● 「let」の受動態は特殊な状況下でのみ用いられるものなので、入試で「let」の文を受動態で表すよう求められた場合は、「allow」を使って表現しなければなりません。
・They let us use the machine.を受動態の文で表すと次のようになります。
(×)We were let to use the machine.
(○)We were allowed to use the machine. |
「admit」(認める)は基本的に「名詞」「動名詞」または「that節」が続くと覚えておいても悪くはないのですが、まったく不定詞を使う構文がないかというとそうでもありません。
◆ be admitted to be △ |
訳
★「主語は△であると認められている
※この構文は、基本的に受動態で使います。入試での出題頻度は低いです。 |
例文
★ Her decision is now generally admitted to have been right.
彼女の決断は正しかったと今は広く認められている。 |
● 必ず「to be」「to have been」という不定詞になり、be動詞以外は来ません。この不定詞句は、SVOCのC(補語)に相当します。上の例文では、目的語が主語に移動して、受動態をつくっています。
● 「admit」は目的語に不定詞を置くことのできない動詞です。
● 「admit」には他にも「〜の入場[入会・入学など]を許可する」の意味もあります。
例)
I admitted him into the office.
(私は彼を事務所内に入れた。) |
◆ forgive △ |
訳
★「△を許す」 |
例文
★ He forgave me for breaking my promise.
彼は私が約束を破ったことを許してくれた。 |
● これは、「俺が悪かった。許してくれ。」の「許す」ですね。
● 目的語に不定詞は置けませんが、動名詞を置くことはできます。
例文=He forgave my breaking my promise.
※太字は「forgave」の目的語
※最初の「my」は動名詞の意味上の主語で、
「私が〜すること」の意。
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★ 問題文の「her」の後ろに「to go」という不定詞が来ていることから、選択肢2の「allow」が正解になります。問題文の訳は以下の通りです。
訳「彼女の両親は彼女がアメリカへ行くことを許さなかった。」 |