

「arrange」は、後ろに不定詞が来ることがありますが、その不定詞は目的語ではなく、副詞用法【目的】の「〜するよう」「〜するために」と訳す不定詞になります。
◆ arrange (for △) to 原形 |
訳
★「(△が)原形するよう手配する」 |
例文
★ I've arranged to go to Osaka tomorrow.
明日の大阪行きの手はずは整った。
直訳:私は明日大阪へいくよう手配し終えている。
★ I arranged for him to meet her.
私は彼が彼女と会うよう手配した。
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● この不定詞は副詞用法【目的】であり、「arrange」の目的語ではありません。
● 「arrange+動名詞」は多用される言い方ではないので、この不定詞の用法を覚えておきましょう。
●この不定詞の構文は、that節で書き換えることができますが、that節の内部は「仮定法現在=原形」(米用法)または「should 原形」(英用法)にしなければなりません。
例)
I arranged for him to meet her.
=I arranged that he meet her.
=I arranged that he should meet her.
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◆ △のために・△が原因で |
●そう訳す主な表現●
★「because of △」
★「on account of △」
★「owing to △」
★「due to △」 |
例文
★ The game was canceled because of heavy rain.
その試合は大雨のために中止された。 |
● 例文の「because of 」の部分は、「on account of」「owing to」「due to」と交換しても意味は変わりません。
● 似た表現に「thanks to △」があります。訳は「△のおかげで」です。「おかげで」というくらいですから基本的に良い内容で用いますが、皮肉を込めて悪い内容であっても使うことがあります。
例)
・Thanks to you, I didn't get wet.
(おかげでぬれずにすみました。) |
★ 上記の説明により選択肢2が正解だとわかります。 |