名城大

      






じゃあ、復習だよ。

have

 have + 目的語 + 原形
訳:   「目的語に〜してもらう」
     「目的語に〜させる」
 
I'll have a repairman fix the air-conditioner.
  (修理屋さんにエアコンを直してもらうつもりだ。)
   
※「fix 〜」=「〜を修理する」
 目的語を「〜に」と訳します。

 目的語が「原形」の動作をするという関係です。








get

 get + 目的語 + to 原形
訳:   「目的語に〜してもらう」 
I got her to come with me.
  (私は彼女に一緒に来てもらった。)
 目的語を「〜に」と訳します。

 目的語が「to 原形」の動作をするという関係です。







 have + 目的語 + p.p.  
(主に3つの訳し方があります!)
「目的語を〜される」
「目的語を〜してもらう」
「目的語を〜してしまう」
例文
 I had my bicycle stolen yesterday.
   私はきのう自転車を盗まれた。
※「steal(盗む)」-「stole」-「stolen」

I had a bad tooth pulled out at the dentist's.
  私は歯医者で虫歯を一本抜いてもらった。
※「pull out」=「引き抜く」
※「○'s」は「○の家」「○の店」「歯科医のクリニック(歯科クリニック)」などの意味を表すことができます。

 Have the job done by tomorrow.
   あしたまでにその仕事をしてしまいなさい。

● 「目的語が過去分詞の動作を受ける」という関係にあります。

● 目的語はたいてい
〜をと訳しますが、下記の文のように、意訳ではときに「〜に」と訳すこともないわけではありません。
例)
・I had my house painted.
意訳:私は家ペンキを塗ってもらった。
直訳:私は家ペンキで塗ってもらった。


 この構文はどの訳でも、get 目的語 p.p.で書き換えることができます。
例)
  ・I had my bicycle stolen yesterday.
   → I got my bicycle stolen yesterday.

    ・I had a bad tooth pulled out at the dentist's.
   → I got a bad tooth pulled out at the dentist's. 

  ・I will have the job done by tomorrow.
   → I will get the job done by tomorrow.
    (明日までにその仕事を終えてしまうつもりだ。)




make

 make + 目的語 + 原形 

「目的語に〜させる」
例文
 He made us clean the room.
   彼は私たちにその部屋を掃除させた。
● ここでの「原形」とは正式には「原形不定詞」と言います。原形不定詞とは「to のつかない原形だけの不定詞」のことです。

● この表現は、「目的語が望んでいない行為を半ば無理矢理させる」といったニュアンスを伴うため、「赤ちゃんにミルクを飲ませる」といった
意味では使いません。


 この構文は受身では、「原形」が「to 原形」に変わります。

 
 例→We were made to clean the room.
    (私たちはその部屋の掃除をさせられた。)


 この表現は、「SVOC」の第5文型です。「OがCの動作をする」という関係が成立することが決め手になります。



 make + oneself + understood 

「自分の言いたいことを他者にわからせる」
例文
 I couldn't make myself understood in French.
   私のフランス語は通じなかった。
● ここでの「understood」は過去分詞です。

 この表現は、「SVOC」の第5文型です。
「O is understood.」(自分の言葉が理解される)が成立する関係であることが決め手になります。



 make + oneself + heard 

「自分の声を他者に聞かせる」
例文
 I couldn't make myself heard because of the noise.
   騒音のせいで私の声を聞いてもらうことができなかった。
● ここでの「heard」は過去分詞です。

 この表現は、「SVOC」の第5文型です。
「O is heard.」(自分の声が聞かれる)が成立する関係であることが決め手になります。




let

 let + 目的語 + 原形  

「目的語に〜させる」
例文
 She let her baby drink milk.
   彼女は赤ちゃんにミルクを飲ませた。

       ※ let - let - let

 Let me know the reason.
   その理由を教えてくれ。
● 「make」と異なり強制の意味合いはありません。「let」はそう望んでいる人の願いをかなえてあげるという意味で用います。ですから「〜させてあげる」「〜させてやる」と訳すとうまくいく場合も多いのです。

例1)・彼は彼女に車を洗わせた。

 
(×)He let her wash his car.
 
(○)He made her wash his car.
  

  ただし、彼女が洗車したがってるのなら
  別ですけどね。(^^)

例2)・ジェーンはその少年に自分の本を見せてあげた。

 
(○)Jane let the boy read her books.
 
(×)Jane made the boy read her books.
 


● 「let」は「allow」との書き換えができます。

  ・She let me read her diary.
   =She allowed me to read her diary.



● 
「let」の受動態は特殊な状況下でのみ用いられるものなので、入試で「let」の文を受動態で表すよう求められた場合は、「allow」を使って表現しなければなりません。

  ・They let us use the machine.を受動態の文で表すと次のようになります。
 (×)We were let to use the machine.
 (○)We were allowed to use the machine.


 上記の中から「動詞+目的語+to原形」となりうるものはどれでしょう。「get 目的語 to 原形」しかありませんね。



letは過去形も過去分詞形も「let」。でも、受動態にする場合は「allowed」を使うよ〜



4番の選択肢「get」が正解です。「get 目的語 to 原形」を「have 目的語 原形」に書き換えさせる問題が出題されます。(逆もあり)






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