慶応大

      






問題考察


では、分詞構文を使わずに接続詞を使って書いたらどうなるかを考えてみましょう。

「-ing」で始まる分詞構文は2つの主語が同じでなければなりませんから、問題文を接続詞を使って書くと次のようになります。

問題文=When the islands (    ?    ) from the plane,
             
they were very beautiful.


2つの動詞が示す時間は同じですから、( ? )には「saw」か「were seen」のいずれかが入ります。「島が見た」ではおかしいですね。やはり「飛行機から島が見られたとき」と考えるべきで、問題文を接続詞を使って書くと次のようになります。

問題文=
When the islands
were seen from the plane,
             
they were very beautiful.


では、受身の意味を持つ分詞構文はどのようにしてつくったらよいのでしょうか。なんのことはありません。「be動詞」だけを「-ing」に変えればよいのです。

Being seen from the plane, the islands were very beautiful.


ただし、文頭の「Being」はふつう省略しますから、実際には次のようになります。
 
(○) Seen from the plane, the islands were very beautiful.




分詞構文(受身)

次のように覚えておきましょう。

文頭の「Being」はふつう省略されるよ。



「過去分詞」から始まる分詞構文は受身の意味だよ〜



「分詞構文の主語は主節の主語と一致する」という原則から、この問題では「were seen」を分詞構文にすればよいとわかります。






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