


では、分詞構文を使わずに接続詞を使って書いたらどうなるかを考えてみましょう。
●「being」が使われているため、2つの動詞は同じ時間のことを指しており、共に過去だということがわかります。文脈より「As」の省略だと考えます。
また、この「as節」は「bus serviceがなかったので」と考えられますから「there
is 構文」を使えばよいのです。問題文を接続詞を使って書くと次のようになります。
問題文=As there was no bus service in the town, they had to use a taxi.
この問題もやっぱり2つの主語が異なるケースですから、分詞構文の前に意味上の主語を置く必要があると予想されます。
●「There is 構文」のときは主語ではなく There を!
「There is △.」の主語は△です。「There」は副詞ですね。しかし、「There is 構文」が分詞構文化されると、「There being △」と「There【副詞】」を前につけるのです!
「There」を分詞(-ing)の前に置くと覚えておきましょう。
(○) There being no bus service, they had to use a taxi. |
次のように覚えておきましょう。

「There」は、文法学上「主語」ではないけど、分詞構文では主語のように分詞の前に来れるよ。
★選択肢2→「having -ing」というかたちは不可。
★選択肢3→「being」の意味上の主語が「they」になるので不可。
★選択肢4→「being」の意味上の主語が「they」になるので不可。
|