北海学園大

      






問題考察


では、分詞構文を使わずに接続詞を使って書いたらどうなるかを考えてみましょう。

「手紙が書かれた時間」は過去で、「has many mistakes」は現在のことです。選択肢の分詞構文には意味上の主語がついていませんから、2つの主語は一致しています。そこで、問題文を接続詞を使って書くと次のようになります。

問題文=As this letter was written in haste, it has many mistakes in it.

では、「時制のズレ」&「受身」の意味を持つ分詞構文はどのようにしてつくったらよいのでしょうか。なんのことはありません。「be動詞」だけを「Having p.p.」に変えればよいのです。

正解文= Having been written in haste, this letter has many mistakes in it.

ただし、文頭の「Having been」は省略可能ですから、正解文は次のように書きかえることができます。
 
(○) Written in haste, this letter has many mistakes in it.




分詞構文(時制ズレ&受身)

次のように覚えておきましょう。

文頭の「Having been」は省略してもよいです。



「Having been」は、あってもなくてもいいよ〜



 選択肢1→「having been -ing」になることはありえません。不可。

 選択肢3→「As this letter writes in haste」の意味になるので、不可。

 選択肢4→「As this letter wrote in haste」の意味になるので、不可。






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