関東学院大・改

      






問題考察


では、分詞構文を使わずに接続詞を使って書いたらどうなるかを考えてみましょう。

「これまで自宅を離れて暮らしたことがない」は現在完了【経験】で、「will get」は未来です。さらに、選択肢の分詞構文には意味上の主語がついていませんから、2つの主語は一致しています。そこで、問題文を接続詞を使って書くと次のようになります。

問題文=As the new students have never lived away from home, they will probably get homesick.

現在完了【経験】用法の否定文では、「not」よりも「never」が多用されます。

では、「時制のズレ」&「否定」の意味を持つ分詞構文はどのようにしてつくったらよいのでしょうか。なんのことはありません。「Having p.p.」の前に「not」または「Never」を置けばよいのです。

正解文= Never having lived away from home, the new students will probably get homesick.


「never」に限り、「Having never p.p.」という順番が許されます。

一般に「〜したことがないので」「〜したことがなかったので」は
  分詞構文では次のいずれかで表します。
(1)が主流です。

 
(1) Never having p.p.
 (2) Having never p.p.
 
(3) Not having p.p.





分詞構文(時制ズレ&否定)

次のように覚えておきましょう。

経験用法以外の用法では、「Not having p.p.」になるよ。



時制がズレてしかも否定ならば 「否定語 + having p.p.」だよ〜



選択肢1→「Having not p.p.」という順番は許されません。不可。

選択肢2→「No -ing」という分詞構文はありません。不可。

選択肢4→「Having not p.p.」という順番は許されません。不可。






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