上智大

      






bore

 bore △   △=「人・生き物」

「△を退屈させる」
「△をうんざりさせる」
例文
 His speech bored me to death.
   彼の講演は退屈で死にそうだった。

 I was bored with[by] her complaining.
   彼女のぐちにはうんざりした。

● 「bore」には「退屈する」「うんざりする」という意味がありません。
 (×)I bored with it.

● 「主語が退屈する」「主語がうんざりする」を表現するには受動態にします。
 (○)I was bored with it.
     (私はそれにうんざりした。)

 
 ※「△ is bored.」=「△は退屈している」
                      「△はうんざりしている」
  
→△は「人(生き物)」です。
   
→机や鉛筆がうんざりしたりしないからです。
    →ただし物が擬人化される場合を除く。



● 主語が「人」ではなく「事物」ならば、
能動態の文にするか、あるいは形容詞「boring」(人をうんざりさせる・人を退屈させる)を使わなければなりません。
 (○)His speech bored me.
 (○)His speech was boring.
         (彼のスピーチは退屈だった。)



「bore」は第3章「準動詞T」で解説した「please」と良く似ているよ。



 please △   △=「人・生き物」

「△を喜ばせる」
例文
 The news pleased me.
   その知らせは私を喜ばせた。
● 「please」には「喜ぶ」という意味がありません。
 (×)I pleased very much.

● 「喜ぶ」を表現するには受動態にします。
 (○)I was pleased at the news.
     (私はその知らせに喜んだ。)

 
 ※「△ is pleased at 〜」=「△は〜に喜んでいる」
    
→△は「人(生き物)」です。
      
→机や鉛筆が喜んだりしないからです。
       →ただし物が擬人化される場合を除く。


● 受動態には別の訳し方もあります。
 (○)I am very pleased with my new job.
     (私は新しい仕事がとても気に入っている。)

   
※「△ is pleased with[about] 〜」
   =「△は〜が気に入っている」

   

● 主語が「人」ではなく「事物」ならば、
能動態の文にするか、あるいは形容詞「pleasing」(喜びを与える・楽しい)を使わなければなりません。
 (○)Your present pleased me.
 (○)The show was pleasing to us.
    (そのショーは私たちにとって楽しいものだった。)



主語が「人」でないことから「boring」になるよ〜



選択肢2→「confusion」は名詞です。「very」が名詞にかかるときは、必ず「the very 名詞」となり、「まさにその名詞」と訳します。
例)
 ・This is the very book that I've been looking for.
    (これは私がずっと探してたまさにその本です。)

この問題の「very」には「the」がついていませんから、名詞を修飾することはできないのです。

選択肢3→「おもしろかった。だから、観るのをやめた。」となり、文脈的におかしい。

選択肢4→主語が「人」でないので、「was bored」と受身にすることはできません。






お薦めのYouTube動画

Copyright(C)アストロハウス (英語クイズトップページ) All Rights Reserved