慶応大

      






imagine

まずは、第3章の復習です。

 目的語に不定詞が置けない動詞


この性質を持つ動詞で入試頻出のものは以下の通りです。
finish
(〜し終える)
enjoy
(〜して楽しむ)
admit
(認める)
deny
(否定する)
practice
(実行する・練習する)
escape
(逃れる)
avoid
(避ける)
imagine
(想像する)
suggest
(提案する)
consider
(〜しようかと考える)
miss
(〜しそこなう)
give up
(やめる)
postpone
(延期する)
put off
(延期する)
defer
(延期する)
mind
(いやがる)
stop
(やめる)
detest
(ひどく嫌う)
stop」は次のことが言えます。

 He stopped smoking.
  =彼はタバコを吸うのをやめた。
  
※「smoking」は動名詞で目的語。

 He stopped to smoke.
  =彼はタバコを吸うために立ち止まった。

※「to smoke」は目的を表す副詞用法の不定詞であり、動詞の目的語ではありません。


これらの動詞は、何度も繰り返し繰り返し眺めていたら自然と頭に入るものです。しっかりと定着するまで、定期的にこのページを眺めましょう。語呂合わせなどを使って1回で覚えきろうとすると大変です。



この問題文は「imagine -ing」の動名詞にその意味上の主語である「him」がついたものだよ。


 imagine △ -ing     (△は動名詞の意味上の主語)
訳:  「△が〜することを想像する」 
 Can you imagine them doing such a thing ?
   (あなたは彼らがそんなことをする光景を想像できますか。)
 例文の「them」は「their」でも可。


 「imagine」の目的語に不定詞は来れませんから、次の表現は誤りです。

(×)Can you imagine for them to do such a thing ?



 もちろん、△がない場合もあります。

(○)I can't imagine living on the moon.
        
直訳:私は月で生活することを想像できない。
    
意訳:月での生活なんて私には想像できない。




imagine O C

「imagine O C」
「C(補語)」には不定詞が来れます。
ただし、必ず
「to be」、つまり、be動詞の不定詞でなければなりません。

 imagine 目的語 to be □
訳: 「目的語が□であると想像する」
 I imagine the man to be a doctor.
  (私はその男が医者であると想像する。)

 I imagine the man to be kind.
  (私はその男が親切な人であると想像する。)

 不定詞は、必ず「to be」でなければなりません。
   (この
to be は省略可能です)

 □には、名詞・形容詞・過去分詞が来ます。




「imagine △ -ing」が重要だよ〜



「imagine 目的語 原形」というかたちはありません。また、「be動詞」を使わない「imagine 目的語 to 原形」というかたちもありません。従って、選択肢2と選択肢3は明らかに誤答です。

選択肢4→「imagine 目的語 to be □」には、名詞・形容詞・過去分詞が来ます。現在分詞「-ing」はふつう来ないと考えて差し支えありません。






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