

「read」には無生物が主語になる用法があり、これがときどき出題されます。
◆ 無生物主語 + read |
訳: 「主語は読める」 |
例 (ジーニアス英和辞典より引用)
★ This report reads well.
(このレポートはよくできている。)←「よく読める」の意訳
★ This sign reads, “Keep out.”
(この標識には「立ち入り禁止」と書いてある。)
↑「〜と読める」の意訳
★ The rule reads two ways. ←「2通りに読める」の意訳
(その規則は2通りに解釈できる。)
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● 上記例文で「well」は副詞、「“Keep out.”」は補語、「(in) two ways」は副詞句です。これら「read」の後ろに来る品詞名に関しては覚えなくてもかまいません。
● 能動態なのに主語と動詞の関係が受動態を思わせることから、この用法を能動受動態と呼びます。
● 入試で大切な能動受動態には次のものがあります。
【sell】=「売れる」
・On a rainy day umbrellas sell well.
雨の日は傘がよく売れる。
【cut】=「切れる」
・This knife cuts well.
このナイフはよく切れる。
【wash】=「洗える」
・This hat washes easily.
この帽子は簡単に洗える。〔洗濯が容易だ〕 |
★「interpret」(〜を解釈する)・「write」・「understand」には能動受動態の用法がありません。
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