獨協大

      






感情の「should」 その2

「驚き・意外性」を表す「感情のshould」は、「It is □ that 〜」構文でも問われます。

 It is □ that 主語 should 原形.   

「主語が原形するとは□だ。」
「主語が原形するなんて□だ。」
例文
 It is lucky that the weather should be so nice.
   天気がこんなにいいなんて、ついている。
● この構文の「should」は話し手の「驚きや意外だと思う気持ち」を表し、「〜するとは」「〜するなんて」と訳します。「ought to」にはこの用法がありませんので、「ought to」と書き換えることはできません。

● 別に「should」を使わなくても悪いことはありません。

   
(〇)It is good that the weather is nice.
               天気が良いのは良いことだ。

       

 「should」を使わないと、冷静に淡々と事実を述べているという感じです。「should」を使うと、話し手の「驚きや意外だと思う気持ち」が表現できるのです。


● 大学入試では、「驚き・意外性」を表す場合、「It is □ that 〜」の「□」に下記の語句が入っている問題文が目立ちます。

natural 「当然だ」
no wonder 「当然だ」
strange 「変だ」
「不思議だ」
surprising 「驚くべきことだ」
a pity 「残念なことだ」
odd 「奇妙だ」
「変だ」


 実は、この「It is □ that 主語 should 原形」構文には、「驚き・意外性」のほかに「実現していない事柄の価値判断」及び「要求・必要」の用法があります。

「実現していない事柄の価値判断」のほうは大学入試で知らなくても大丈夫なのですが、「要求・必要」の用法のほうは結構出題されており無視できません。(当教材でも別の問題でこの「要求・必要の用法」を扱っています。)



「〜するとは」「〜するなんて」の should と覚えておこう〜。



「It is □ that 主語 (       ) 原形 .」の(   )内に適切な助動詞を入れる問題を見たら、よほどひねくれた問題でもない限り、答えは「should」になります。



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