獨協大

      






問題考察


では、分詞構文を使わずに接続詞を使って書いたらどうなるかを考えてみましょう。

まずは、「compare □ with △」(□を△と比較する)の受身の文から理解しましょう。
 
例)
  ・I sometimes compare her with her sister.
       (私は時々彼女を彼女の妹と比較する)
 
受動態→She is sometimes compared with her sister by me.
      (彼女は私からときどき妹と比較される。)


選択肢に意味上の主語がついていないので、この分詞構文の主語は、主節に一致します。分詞構文の時間も文脈から主節に一致するとわかります。これらより、あえて問題文を接続詞を使って書くと次のようになります。

問題文=If she is compared with her sister, she is easy to talk to.

主語が一致するため、受身にしなければならないのです。


受身の分詞構文は「Being p.p.」で「Being」はふつう省略する、でした。
そこで正解は次のようになります。

 
(○) Compared with her sister, she is easy to talk to.



次の例でイメージを捉えましょう。






熟語として覚えてもいいよ。

compared with △」=「as compared with △
  =「△と比べると

「with」の代わりに「to」が来ることがあります。



分詞の意味上の主語から受身にすべきか否かを判断しよう〜



「easy to talk to」(話しをするのにやさしい)で使われている不定詞は、問27の解説にある不定詞の形容詞修飾用法です。






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